ドバイの電気製品事情|日本から持っていくべきものリスト

ドバイの基本

日本とドバイでは「電圧」も「コンセント形状」も違うため、渡航時には少し注意が必要です。
この記事では、ドバイの電気製品事情を、現地在住者・渡航経験者の視点から詳しく解説。
日本から持参すべきもの、現地で調達できるものも含めて、リアルな体験ベースでまとめました!

【概要まとめ】

  • ドバイの電圧・コンセント形状の基本知識
  • 日本から持っていくべき電気製品リスト
  • ドバイで簡単に買える電化製品
  • 買えない・代替が難しいアイテム
  • 【実体験】現地で困った・助かったエピソード

ドバイの電圧とコンセント形状について【詳しく解説】

ドバイの電圧|日本との違いを押さえよう

ドバイの一般家庭やホテルで使用されている電圧は220〜240Vです。


一方、日本の標準電圧は100V。つまり、ドバイでは日本の電化製品をそのまま使うと過電流で壊れてしまう危険があります。

さらに、周波数も違います。

  • ドバイ:50Hz
  • 日本:50Hzまたは60Hz

周波数の差は、一般的な家電(スマホ、パソコン、電気シェーバーなど)では問題になりにくいですが、モーターを使った製品(扇風機、洗濯機など)では不具合の原因になる場合もあります。

コンセントの形状|主流は【BFタイプ】

ドバイのコンセントは主に【BFタイプ】です。
これはイギリスと同じ三つ穴式プラグで、縦に並んだ二つの差し込み口+上にアース用の穴がある形状。

ただし、古い建物や一部ホテルでは【Cタイプ】(ヨーロッパ式の丸ピン2本)も見かけます。
両対応のマルチ変換プラグを持っていくと安心です!

✅ ワンポイントアドバイス
変換プラグだけで「電圧」は変わりません。
電圧対応できない機器は必ず変圧器が必要です!

【注意】電圧が違うとどうなる?

100V専用機器は壊れるリスク大

たとえば日本国内仕様のドライヤーやアイロンなどを、変圧器なしでドバイのコンセントに挿すと

  1. 過電流によって発熱、最悪発火
  2. 内部基盤の破損 など、深刻な故障を招く危険があります。

デュアルボルテージ製品なら安心

最近のスマホ・ノートパソコン・デジカメの多くは

入力:100V-240V対応 と表記されています。
この場合は、変圧器なしでコンセント変換プラグだけ使えば問題ありません。

出発前に、必ずアダプターの表示をチェックしましょう!

日本から持っていくべき電気製品リスト【詳しく】

必須アイテム|絶対忘れちゃダメ!

  • コンセント変換プラグ(BFタイプ)
    旅行用マルチアダプターだとさらに安心。
  • 変圧器(高出力家電用)
    特にドライヤー、カールアイロン、炊飯器などを使いたい人は必須!
  • スマホ充電器(100V-240V対応か要確認)
    充電器自体がデュアルボルテージ対応なら、そのまま使えます。
  • ノートパソコンのACアダプター
    こちらもほとんどが世界対応ですが、念のため確認を。

✍️ 現場メモ
ホテルによっては変換プラグの貸し出しがあるものの、数に限りあり。繁忙期は「借りられない」こと

あったら便利|持っておくと助かる!

  • モバイルバッテリー
    外出先で充電難民にならないために必携。
  • 充電ケーブル各種
    現地でも買えるが、純正品は高価だったり、怪しい粗悪品が紛れていることも。
  • マルチタップ(延長コード)
    ホテルのコンセント数が少ないケース多し。USBポート付きならさらに便利!

【実体験】持って行って正解だったもの

  • マルチ充電器(USBポート4口付き)
    スマホ、タブレット、イヤホンなど一気に充電できて大助かり。夜寝る前に全部まとめて充電できる!
  • 小型電気シェーバー
    ホテルの備え付けがなかったので重宝しました。
    (特に朝バタバタしているとき、これがないと地味に困る)

意外と現地で買えるもの・買えないもの【ドバイ電気製品事情】

ドバイは世界屈指の都市だけあって、日常で使う電気製品はかなり手軽に手に入ります。
特に「モール」や「大型電器店」では、日本人にもなじみのあるブランドが並んでいて安心感あり!

ドバイで問題なく買えるもの

  • スマホ充電器・ケーブル(Apple、Samsung純正含む)
    → モール内の「Apple Store」や「Virgin Megastore」で豊富に購入可能。
  • ドライヤー(220V対応の現地仕様)
    → Carrefourなど大型スーパーで安く手に入る。旅行中だけなら現地購入も手。
  • ノートパソコン・タブレット周辺機器
    → Dell、HP、Appleなど一通り揃っており、しかも為替によっては日本より安いことも。
  • モバイルバッテリー
    → Ankerなど有名ブランドも普通に置いてある。

📌【現地アドバイス】
大型モールでは観光客向け価格がやや高め。
少し郊外の「Carrefour」や「Lulu Hypermarket」だとローカル価格で買えることが多い!

そもそもドバイってどんな国??

ドバイでは入手しにくいもの・要注意アイテム

意外とドバイでも手に入りにくい、または日本製クオリティに代わるものがないアイテムも存在します。

ドバイで買うと困る・手に入りづらいもの

  • 高性能ドライヤー(軽量・大風量モデル)
    → 安価なドライヤーはたくさんあるが、日本製のような軽くて速乾できるタイプはほぼ見つからない。
  • 美容家電(美顔器、ヘアアイロンなど)
    → スチーマーやアイロンは取り扱いが少なく、品質にもバラつきあり。
  • 日本独自規格の機器(例えばFeliCa対応スマホアクセサリーなど)
    → クレジットカード決済文化なので、電子マネー系アクセサリーは需要が少ない=売っていない。
  • 高性能炊飯器・電気ポット
    → ドバイでも炊飯器は売っているが、品質・炊き上がりが日本製と比べると雲泥の差。

📌【ワンポイント】
美容家電・生活家電にこだわりがある人は、日本から持っていく or あらかじめドバイ用(220V仕様)をオンライン購入しておくと安心!

【プチ情報】現地で電化製品を買うならここ!
店舗名特徴
Sharaf DGドバイ全域にある大型家電量販店。品揃え豊富で安定。
Carrefourスーパーだが家電コーナーも充実。コスパ重視向き。
Virgin Megastoreモール内にあり、Apple製品やガジェット系が強い。
Amazon UAE価格比較とレビューが便利。滞在中の配送も早い。

✍️【現地体験談】
実際にSharaf DGでスマホの充電器を買ったが、品質も問題なく、価格も日本と同等か少し安いくらいでした。
ただし、モール価格は高めなので、余裕があればローカルスーパーを狙うのがおすすめ!

まとめ|日本でしか買えないものは事前準備がベスト

ドバイは世界中から物資が集まる都市とはいえ、日本独自規格の家電や高品質な美容機器などは、やはり日本国内でしか入手できないものもあります。
特に

  • 美容家電
  • 炊飯器
  • 高性能ドライヤー

    など、こだわる人は「日本から持参 or 現地220V対応品を事前購入」が鉄則です。

旅行や移住をスムーズに進めるためにも、電気製品の持ち物リストはしっかり整えてからドバイに向かいましょう!

筆者プロフィール

旅するライター。50カ国以上を旅し、現在はドバイと日本を拠点に二拠点生活中。数年前に初めてドバイを訪れ、その非現実的な都市風景とアラブの空気に心を奪われる。滞在中に現地不動産を購入し、生活拠点の一つに。


このブログでは、実際に暮らして見えたドバイのリアルな生活情報、海外不動産投資の実情、気候制御技術(クラウドシーディング)など、都市の裏側を発信している。


遠い世界に一歩踏み出したい人、海外移住や新しい生き方を模索する人へ、リアルな視点で都市と生き方を綴る。


「Golden Path」は、愛犬と砂漠の街に重ねた、未来へ続く光の道を意味する。
執筆、現地取材、不動産関連コラボなども受付中。

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